

仲間とお客様に感謝!です
人事部スタッフ
S.K.さん 2002年入社(取材当時)
バイト初日。
今までで一番大変だったロフトでの接客

学生時代の私は人とコミュニケーションを取ることに苦手意識を持っていて、アルバイトは居酒屋やファミレスの厨房ばかりでした。卒業を前にして悩んだのは、就職のこと。当時は就職環境が厳しい時でもあって、就活はうまくいかない。それまで飲食業界しか経験してこなかったので、今までとは違ったアルバイトにチャレンジしながら先のことを考えようと思っていました。そんな時に見つけたのが、ロフト渋谷店での販売スタッフのアルバイトの求人情報。ロフトが扱う雑貨は好きだったですし、通っている学校からも通勤しやすい。そうした軽い気持ちでロフトでのアルバイトを始めました。
ロフト渋谷店での初日のことは、今でもよく覚えています。配属されたのは自分にはなじみの薄い1階の化粧品売場。季節は12月半ばの最繁忙期。「自分で大丈夫か?」と、戸惑う間もなく、先輩や上司の指示が飛んできました。「売れた商品を補充してください」「お客様に聞かれたら、フロアガイドを確認して何階の売り場かご案内してください」。分からないことばかりで、それまでやっていたどのアルバイトより大変でした。初日からそういう状態でしたので、ロフトでのアルバイトを始めたばかりの頃は「続けるのは無理かもしれない。いつかタイミングを見てやめよう」と考えていたんですよ(笑)
仲間とお客様に支えられ、
店長そして本部の人事部へとステップアップ

そんな私が勤続15年目を迎えたのですから、分からないものです。何も分からない最初の頃は、同じ売場のメンバーがいろいろ教えてくれました。聞きながら商品知識を増やしていくうちに接客に自信がついて、だんだん仕事が楽しくなり、半年ぐらいすると発注や売場づくりを少しずつ任せてもらえるようになりました。すると、商品知識と商品に対する愛着が増すことで、より楽しく積極的に接客できるようになる。こうなると、もっと責任ある仕事がしたくなってきます。その気持ちを上司に伝えることで、入社2年目には正社員になることができました。
入社4年目ごろのこと。遠方のお客様からお電話があり、お買い上げいただいた商品を交換することになりました。返品された商品に一筆箋でお礼のお手紙が入っていて、店長から「手書きには手書きで返しなさい」と言われ、下手な字で一生懸命にお返事を書きました。すると「迅速なご対応ありがとうございます」とまたお返事をいただきました。これはすごいぞ、顔が見えなくても気持ちは伝わるんだと、大変感動したことを今でも覚えています。
接客に慣れる、成功する売場を作る、メンバーをマネジメントする、お取引先様とのコミュニケーション。ステップアップするたびに壁にぶつかってきました。お客様からお叱りを受けてへこむこともありました。しかしそれでもロフトでの仕事を続けてこられたのは、任せてくれる風土があり、一緒に頑張れる仲間、目標になる先輩がいて、褒めてくださるお客様がいらっしゃったから。感謝しています。
店舗スタッフがストレスなく、
前向きに働ける環境作りがこれからの目標

2店舗で店長を経験して、2017年2月より、人事部のスタッフになりました。今までとは全然違う仕事に戸惑うこともありますが、店舗の仕事を良く知っていることや、店長としてアルバイトの面接を経験したことが、今の仕事にも役立っています。
これからの目標は、人事担当として専門的な業務を学び、店舗スタッフがストレスなく、前向きに働ける職場環境を整えること。私のようにアルバイトから正社員になりたいという気持ちを持っている人がいれば、その気持ちを汲んで活躍の場を用意したい。たとえば今でも「社員になりたいが転居はしたくない」という希望の人には通勤圏内でステップアップする道がありますが、他にもできるだけ本人の希望に添った働き方ができるような制度を整えたいと思っています。
ロフトで長い年月にわたって勤務していて思うのは、学歴も性別も関係なく、やる気があれば上がっていける道を拓いてくれる会社だということです。また、交換留学制度や新しい店舗がオープンする際の他店のスタッフの応援派遣など、人材交流を通じて成長を応援する制度や環境もロフトには用意されています。たとえば佐賀の店舗から東京の都心部の店舗に1ヶ月間派遣された場合、店舗の規模も来店客数もお客様の層も全く違う中で、これまでとは違う視点で接客や店作りを学ぶこともできます。こうした制度は、近隣に自分が働いている店舗しかないスタッフからとても好評。正社員だけではなく、ステップアップをめざすアルバイトスタッフも参加することができます。このようにステップアップしたいという気持ちを持った人にとっては嬉しい制度や環境が整っているのがロフトの魅力。ぜひ多くの皆さんに仲間として加わってほしいと願っています。